メニュー

甲状腺のしこり、腫瘤について

甲状腺のしこり

甲状腺のしこりは、機能異常を伴うことはほとんどありません。また悪性であっても多くは根治が期待できます。甲状腺が大きい、腫れるのには大きく分けて2つあります。バセドウ病や橋本病などのように自己免疫による影響で甲状腺全体が腫大する「びまん性甲状腺腫」と甲状腺が一部の部分的にしこりのように腫れる「結節性甲状腺腫」があります。いずれにしても好発するのは20歳から50歳代の女性に多く、検診で指摘されて初めて受診するなど、特に自覚症状がないことが特徴的です。

甲状腺腫瘍の種類について

甲状腺腫瘍は大きく下記に分類されます。

・良性腫瘍 濾胞腺腫(ろほうせんしゅ)

・悪性腫瘍 乳頭癌、濾胞癌、低分化癌、髄様癌、未分化癌、悪性リンパ腫

・その他の腫瘍

・分類不能腫瘍

・腫瘍様病変 嚢胞

甲状腺腫瘍は良性腫瘍、悪性腫瘍、さらに腫瘍とよく似ていますが「過形成」というものに分類されます。過形成というのは正常組織と同様に細胞が増殖したもので、良性にあてはまります。甲状腺腫瘍で注意が必要なものは悪性腫瘍です。両性の場合は経過観察でいいことがほとんどなので、甲状腺腫瘍で大切なことは癌などの悪性腫瘍を検査で判別することです。

 

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME