糖尿病の症状について
糖尿病の症状はどんなものがあるのでしょうか?漠然と糖尿病は怖い病気と思われてるかもしれませんが、詳しい症状は糖尿病を発症するまで知らない人が多いと思います。
糖尿病はほとんど症状がないことが多いです。明らかに血糖値が高い場合は除いて、症状としては少し喉が渇くとか、疲れやすいなといった、漠然とした症状が多いため気づかれにくく、久しぶりに検診を受けたら「あなたは糖尿病です」と言われてびっくりする方も多いです。
糖尿病は糖尿病そのものよりも、むしろ糖尿病が引き起こす動脈硬化や免疫力低下による合併症が大きな問題となります。合併症を引き起こさないために血糖値を良い状態にコントロールする事が大切です。
血糖値が400mg/dl以上など高すぎる場合は、体重が急激に減少したり、からだのだるさが著明になったりします。私が今まで経験した最高の血糖値は1562mg/dlです。劇症1型糖尿病という突然膵臓からインスリンが出なくなる病気で、意識状態が不安定な不穏状態で薬物中毒疑いで救急搬送され、3日ほど意識状態が不安定でした。血糖値が600mg/dl以上と著明に高い場合は昏睡状態で救急搬送となることもあります。
お糖さん 高瀬真吾
糖尿病専門医、内分泌専門医
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